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配信・実況者向けライブ壁紙ガイド 2026年版 - OBSでの映り込みと負荷を正直に解説

雑談配信、ゲーム実況、作業配信、DJ配信。配信のスタイルは人それぞれですが、どの配信者にも共通する悩みがあります。デスクトップの見た目にもこだわりたいけれど、配信画面に妙なものが映り込んだり、ただでさえエンコードで重いパソコンにさらに負荷をかけたりするのは避けたい、というものです。ライブ壁紙はまさにその境界線上にあるアプリで、導入する前に「配信に映るのか」「ゲーム中に重くならないのか」を確認しておきたくなるのは自然なことです。

この記事では、Gloomiaのライブ壁紙がOBSのようなキャプチャソフトにどう扱われるのか、フルスクリーンでゲームを配信しているときに何が起きるのか、そして配信スタイルごとにどの壁紙が合うのかを、実際の仕組みに基づいて整理します。

キャプチャ方法によって「映るか映らないか」が変わる

まず押さえておきたいのは、OBSのようなキャプチャソフトには複数のキャプチャ方法があり、それぞれ配信に送られる映像の範囲がまったく違うという点です。ディスプレイキャプチャはモニターに表示されているものをそのまま丸ごと配信に送る方式で、ウィンドウキャプチャは指定した一つのアプリケーションウィンドウだけを、ゲームキャプチャはゲームが描画しているフレームだけを個別に取り込みます。Gloomiaの壁紙が配信に映るかどうかは、このどちらを使っているかでほぼ決まります。

デスクトップ全体をディスプレイキャプチャで配信している場合、壁紙が見えている範囲はそのまま動いた状態で視聴者にも映ります。これは特に、ゲームを画面いっぱいに広げず、チャット欄やDiscord、ブラウザと一緒にデスクトップを見せるスタイルの配信でよく起きる状況です。一方でウィンドウキャプチャやゲームキャプチャを使っている場合、そのソースに含まれるのは指定したウィンドウやゲームの映像だけなので、デスクトップの壁紙はそもそも配信の映像に含まれません。ゲーム実況をメインにしていて壁紙を映したくない場合は、ゲームキャプチャやウィンドウキャプチャを選んでおくのが一番シンプルな対策です。

デスクトップ全体を見せる配信での考え方

雑談配信や作業配信のように、あえてデスクトップ全体を見せるスタイルの配信では、壁紙が映ること自体は問題ではなく、むしろ配信画面の演出の一部になります。この場合に気にすべきなのは、壁紙が視聴者の目を配信の主役であるトークやコンテンツから奪ってしまわないかという点です。動きが速く派手な壁紙は最初は目を引きますが、長時間の配信では視聴者の集中を削ぐ方向に働くこともあります。落ち着いた動きの壁紙を選び、設定画面で速度をやや控えめにしておくと、デスクトップ全体を見せていても違和感の少ない配信画面になります。

View Aurora Flow
Aurora Flow: システム音声にゆるやかに反応するオーロラ風の壁紙。雑談配信や音楽配信のデスクトップ演出として映える。

フルスクリーンゲーム配信中のパフォーマンスについて

ゲーム実況をしている配信者が一番気にするのは、やはりフレームレートへの影響でしょう。ただでさえOBSのエンコード処理でCPUとGPUに余裕がなくなりやすい状況で、ライブ壁紙まで裏で動き続けていたら心配になるのも当然です。ここは安心してよいポイントで、ディスプレイがゲームのウィンドウで完全に覆われると、Gloomiaはそのディスプレイの壁紙の描画を自動的に一時停止します。ゲームをプレイしている間、壁紙はほとんど仕事をしていない状態になるため、OBSのエンコード負荷と壁紙のレンダリング負荷が同時にGPUを取り合うことは基本的にありません。この一時停止の仕組みと壁紙ごとの負荷の違いについてはライブ壁紙はバッテリーを消耗する?で詳しく検証しています。

注意したいのは、ゲームがウィンドウモードやボーダーレスウィンドウモードで、画面の一部分にしか表示されていない場合です。この状態ではディスプレイが完全には覆われていないため、見えている残りの部分の壁紙は普段どおり動き続けます。アルトタブのしやすさを優先してウィンドウモードでプレイしている配信者は多く、その場合はディスプレイキャプチャで配信していれば壁紙も一緒に映る可能性がある、という点を覚えておくとよいでしょう。ゲーミング環境全般でのGloomiaの挙動はゲーミングデスクトップ向けライブ壁紙ガイドでも取り上げています。

配信スタイル別のおすすめ壁紙

配信のジャンルによって、映えるデスクトップの方向性はかなり違います。ここでは代表的な三つのスタイルに分けて考えてみます。

雑談配信・トーク配信

視聴者との会話が中心の配信では、デスクトップが長時間映りっぱなしになることが多いため、動きが穏やかで見飽きない壁紙が向いています。星がゆっくり流れる無料のStarfieldや、色の玉が柔らかく滲むように動くHue Driftは、速度を落としておけば背景として自然に溶け込みます。もう少し華やかさが欲しい場合は、後述するオーディオリアクティブ系の壁紙をBGMと組み合わせるのもおすすめです。

音楽配信・DJ配信・BGMを流す作業配信

音楽を流しながら配信するスタイルであれば、オーディオリアクティブな壁紙がもっとも相性がよいカテゴリです。Aurora Flow、Spectrum Bars、Radial Pulse、Waveform Ribbonはいずれもマイクではなくシステム音声をリアルタイムに読み取って動くため、流しているBGMやゲームの効果音に合わせて壁紙が反応します。マイクに向かって話す声そのものには反応しないので、トークが多い時間帯でも壁紙が過剰に暴れることはありません。オーディオリアクティブ壁紙の仕組みや選び方についてはオーディオリアクティブ壁紙完全ガイドで詳しく解説しています。

プログラミング配信・もくもく作業配信

コードを書く様子をそのまま配信する、いわゆるもくもく配信や作業配信では、ハッカー風のテック系壁紙がジャンルの雰囲気とよく合います。緑色のコードが流れ落ちるDigital Rain、コンソール画面が動き続けるTerminal、司令室のHUD風デザインのCommand Centerはいずれも配信の世界観づくりに一役買います。エディタやターミナルのウィンドウだけをウィンドウキャプチャで配信すれば壁紙自体は視聴者に見えませんが、休憩中にデスクトップ全体を見せる場面や、配信開始前の待機画面としてもこの系統の壁紙は使いやすいです。三種類の違いはハッカー・テック系壁紙ガイドにまとめています。

View Terminal
Terminal: 動き続けるコンソール画面のライブ壁紙。もくもく配信や作業配信の待機画面にも使いやすい。

マルチモニターで配信レイアウトを組む

配信者の多くは複数モニターを使っています。メインモニターでゲームをプレイし、サブモニターにチャットやDiscord、配信管理ソフトを表示するという構成は定番です。Gloomiaはディスプレイごとに異なる壁紙を独立して設定できるため、メインモニターは配信中フルスクリーンでゲームに覆われて自動的に壁紙が止まる一方、サブモニターには常時ライブ壁紙を表示しておく、といった使い分けが可能です。サブモニターにチャット欄や配信ソフトのウィンドウが並んでいても、それらのウィンドウの外側に見えている部分では壁紙が動き続けるため、視聴者に画面共有やキャプチャの一部としてサブモニターを見せる場面でも自然な演出になります。ディスプレイごとの割り当て方の具体的な手順はデュアルモニターでライブ壁紙を使う方法で解説しています。

View Nebula Drift
Nebula Drift: 淡く漂う星雲のライブ壁紙。サブモニターに常時表示しておいても主張しすぎない落ち着いた選択肢。

配信の待機画面・開始前カウントダウンとの組み合わせ

配信開始前の待機画面や、休憩中に流すカウントダウン画面は、視聴者が配信を待つ間に一番長く見ることになる画面でもあります。この時間帯はゲームもエディタも動いていないため、GPUに余裕があり、壁紙の動きを普段より少し強めに設定しても負荷の心配はほとんどありません。待機シーンだけデスクトップ全体をディスプレイキャプチャで見せ、配信本編に入ったらウィンドウキャプチャやゲームキャプチャに切り替える、という運用にしておけば、壁紙を演出として活かす場面と、映したくない場面をシーンの切り替えだけで管理できます。

導入方法と費用

Gloomiaは現在Windowsで利用できるアプリです。macOSとLinux版は近日公開予定として案内されていますが、まだ利用できません。無料の3つの壁紙、Starfield、Planet System、Hue Driftはアカウント登録なしでずっと使い続けられるため、まずは配信画面での映り方やGPU負荷の感覚をこの3つで確認してみるのが手堅い進め方です。もっと多くの壁紙を配信の演出に使いたくなった場合は、Gloomia Proでカタログ全体が解放され、9.99ドルの買い切り(アーリーアダプター価格。通常は14.99ドル)か、年額2.99ドルのサブスクリプションのどちらかを選べます。購入にアカウント登録は不要で、ライセンスキーがメールで届き、設定画面に貼り付けるだけで最大3台の端末まで有効化できます。配信用のメイン機とサブ機、自宅と配信用ノートパソコンといった組み合わせでも扱いやすい仕組みです。合わなければ30日以内にメールで連絡すれば返金してもらえるので、実際の配信画面で試してから判断できます。

まとめ

Gloomiaのライブ壁紙が配信に映るかどうかは、ディスプレイキャプチャを使っているか、ウィンドウキャプチャやゲームキャプチャを使っているかでほぼ決まります。デスクトップ全体を見せるスタイルの配信では壁紙が演出の一部になり、ゲームキャプチャ中心の配信では壁紙は視聴者に見えません。フルスクリーンでゲームをプレイしている間はディスプレイが完全に覆われるため壁紙の描画は自動的に止まり、OBSのエンコード負荷と競合する心配もほとんどありません。あとは雑談配信、音楽配信、作業配信といった自分の配信スタイルに合わせて壁紙とキャプチャ方法を選べば、見た目にもこだわった配信環境を、パフォーマンスを犠牲にせずに作れます。

よくある質問

OBSで画面をキャプチャすると、Gloomiaのライブ壁紙は配信に映りますか?

キャプチャ方法によります。「ディスプレイキャプチャ」でデスクトップ全体を配信に映している場合、壁紙が見えている範囲はそのまま動いた状態で配信にも映ります。一方「ウィンドウキャプチャ」や「ゲームキャプチャ」で特定のアプリやゲームのウィンドウだけを配信している場合、そのウィンドウの外側にある壁紙は配信画面に映りません。

ゲームキャプチャやウィンドウキャプチャなら壁紙を映さずに済みますか?

はい。ゲームキャプチャやウィンドウキャプチャはそのアプリケーションが描画している範囲だけを配信に送るため、デスクトップの壁紙はそもそも映る対象に含まれません。雑談配信などでデスクトップ全体を見せたい場合だけ、壁紙が映るかどうかを意識すれば十分です。

フルスクリーンでゲームを配信しているとき、ライブ壁紙がGPUの負荷を奪い合いませんか?

奪い合いません。ディスプレイがゲームのウィンドウで完全に覆われると、Gloomiaはそのディスプレイの壁紙の描画を自動的に一時停止します。OBSでのエンコード処理と同時にゲームをプレイしていても、壁紙自体はその間ほとんど仕事をしていない状態になります。

オーディオリアクティブな壁紙は配信の音声(BGMやゲーム音)に反応しますか、それともマイクの声に反応しますか?

Aurora Flow、Spectrum Bars、Radial Pulse、Waveform Ribbonといったオーディオリアクティブ壁紙は、マイクではなくパソコンが出力しているシステム音声をリアルタイムに読み取って動きます。ゲームのBGMや効果音、再生している音楽には反応しますが、マイクに向かって話す声そのものには反応しません。

サブモニターに壁紙を表示しながらメインモニターでゲームを配信することはできますか?

できます。Gloomiaはディスプレイごとに異なる壁紙を独立して設定できるので、メインモニターでゲームをプレイしながら、チャットや配信ソフトを開いているサブモニターにだけライブ壁紙を表示するといった使い分けが可能です。

配信用にライブ壁紙を使うのに費用はどれくらいかかりますか?

Starfield、Planet System、Hue Driftの3つは永久に無料で使えます。それ以外の壁紙を使いたい場合はGloomia Proが必要で、9.99ドルの買い切り(アーリーアダプター価格。通常14.99ドル)か年額2.99ドルのどちらかを選べます。アカウント登録は不要で、購入後にライセンスキーがメールで届きます。

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